このページは私がこれまでのこのホームページで記録した毎日の出来事の中で吐露されたぼやき、呟き=ツイートを集めた呟き=ツイート集です。

 

 

 


RZが美しく見えるショットのひとつとしてこのポジションがあるのではないでしょうか。

 

実にバランスがいいです。

 

きれいなラインのタンクのサイドにここに膝を入れなさいと言わんばかりのえぐり・・・心憎いばかりです。

 

そしてエキゾーストはチャンバーの様な粗野なものではないですが、

 

チャンバーを想像させるような、

 

そしてわずかに後ろ上がりのそのテールが、

 

 

 

2サイクルの青白い排気を

 

ジェット戦闘機の排気のように吐き出すその姿は、

 

そう戦闘用の武器が持つ危険な美しさを思わせるのです。

 

 

 


私はこのバイクをいろいろ整備したりして細部まで見るたびに

 

ドイツの設計思想を思わずにはいれません。

 

その一番大きな思想は”最適設計”にあると思います。過剰ではないのです。

 

水平対向ボクサーツインが燃焼したときに発生する動力馬力がドライブシャフトに伝わりますがそれ

 

を受け止めるスイングアームの強度を見切ります。

 

そして後輪が回転することで発生する前進力がどこへかかってゆくのかを見切ります。

 

つまり因果関係ですね。必要性を見極めて、それに対して必要なものを準備するのです。

 

そのためにフレームは細くてしなりますが振動をよく吸収しています。

 

フロントサスも細いし、ステアリングヘッドに至ってはただの鉄板です。

 

またリヤサスのスイングアームはドライブシャフトを兼ねています。

 

リヤのサブフレームはたった2本のM12ボルトでつないでいるだけです。

 

エンジンの設計に至っては言うまでもありません。

 

これで性能を見切っています。これで問題は出ないと・・・・。

 

あっちこっちとがったスーパーバイクと称するものができるのですが全体ではちぐな場合が多いと思

 

いませんか。

 

バイクだけでなく日本の社会全体がそのような思想で動いてきたような気がします。まあ周りがそれ

 

を求めるからなのですが・・・・。


 

 

 

 

 

理由はわかっています。

 

いつも取りかかる時はある種のアンニュイに陥ります。

 

完成されたもの、精巧なもの、美しいもの、未知のものに

 

自分のようなものが手を出してもいいのだろうか・・と。

 

元に戻せなくなるのではないかという軽い恐怖のようなものがいつもあります。

 

 

 

でも・・一旦手を付けてしまえば、頭の中は分解して行く手順と

痕跡の残し方、部品の混乱の防止の工夫、

 

組み立てるときの手順と適したツールの存在、

 

これらのシミュレーションが目の前に見えるものとは別のところで

 

いやおう無く繰り返されるようになるのです。

 


 

 

 

 

このZ432が私の工房にきてから早2ヶ月が経ちました。

 

最初に来たのは夏の初めの暑くなりはじめの朝でした。

 

もう9月になって工房の前の向こうに見える駿河湾の表層の色合いが濃い目に変わり

 

いつまでも消えないでかかっていた靄のような湿気も、

 

張り出してきた秋の高気圧に吹き消され様としています。

 

遠くの伊豆半島の一番先の下田の岬が目視で確認できるようになると、

 

私はしあわせです。

 

やっと、暑かった夏が終わっていく予感がします。

 

 

 

 

 

 

それで真昼の外の様子を見ながら

 

さっきまでいじっていたシルバーメタリックのフェアレディーZ432 PS30の

 

ボディーに

 

背中で寄りかかってしばらく考え事をするのです。

 

 

 

 

あんな遠くの半島の一番先のところへ、

 

私の作った車でなんの目的も持たずただ走って帰ってくる、

 

そんな楽しみをいつまでも持っていたいね。

 

 

 

 

 

 

 

 


 

さあいよいよサーキットに乗ります。

 

もう何回目かですがいつもスタート前はドキドキします。

 

ときめきから始まるサーキット

 

わたしは真っ赤なフェアレディーS31セミチューンの

 

運転席のドアを開け、

 

ダッツンバケットのタイトなレーシングシートにもぐりこみ、

 

少しの間ハートを燃やすのです。

 

 

 

 

ラップカウンターが回りだし、無意識にアクセル踏んでシフトアップして

 

ラップカウンターがめまぐるしく回り、

 

見慣れたコーナーをクリアーし続けていき、

 

そしてまたコントロールタワーを通過するとき

 

一瞬ラップが止まり、

 

 

 

また動きだすのを

 

激しく振動するコンソールに

 

ぼんやりと見るのです。

 

 


全体的には普通の白いS30Zですが、

 

こちらに来て以来毎日少しずつ見るに付け、

 

個々のパネル・部品あらゆる部分について

 

それ自体の歴史を持って存在していることが

 

その車体から透かしあがってきているようです。

 

ブラックジャックの体がつぎはぎだらけで有りながら

 

全体では必然性を持って修復されていることが、分かる人は分かっています。

 

こんなことを私はこのZ432に出会って以来、

 

毎日少しずつ自分の右手の平でいろんな場所を

 

触れることでますます実感して行きます。

 

右手の平はほんの少し触れるだけでいいのです。

 

ただ一瞬触れることでその手の平の中で触れた面がイメージすることと

 

どのように折り合いが付くのかを感じるだけなのです。

 

こんなことをしながら自分はまったく車体に手を入れること

 

無く全体を感じられるまで、この行為を繰り返します。

 


 

時間が関係ない私は、何かをしようと思えば夜でもこの工房へ足を運びます。

 

そこでは私のフェアレディS31ZL52年式も、ワインレッドがすっくと映えて見えています。

 

外観も内部も昭和の残骸で、すでに捨て去られようとしていたいろんなもので溢れているのですが、

 

新しい物が次々に作り出されては捨てられる現代では見向きもされないものばかりかも知れませんが、

 

私はここでは幸せです。

 

 

 

私にはぜいたくすぎるこの夜の入り口 e-zaの工房前

 

アスファルトの音がする

 

6800rpmのファンネル音がする

 

でも客観的に見れば新しいもの達の流れの中で、羽がちぎれた極楽蜻蛉が流されて

 

いる様なものかも。


5月25日に新幹線に乗りました。

 

東海道新幹線で東京まで行き、そこから東北新幹線で新青森まで、乗換1回です。

東北新幹線は全席指定でした。

 

北にいくほど田園地帯が増えてきて丁度植え付け準備で水を張っている風景が見られます。

日本にもまだまだこんな広い面積の食糧源が残っている。

 

そこからバスで五所川原まで40分。

 

途中、いくつか廃屋のようになっている家を見ましたが、

青森の厳しい自然と過疎のせいかなと思いましたが、

 

不思議と東京などの都会近郊にあるようなすさんだ

 

荒れ方は感じませんでした。


 クレイジーケンバンド風に

 

夏の日の暑い夕暮れ

 

幌のジムニーJA11の

 

トップはビキニで解放で

 

ハンドルにほお杖ついて

 

 

海沿いの緩やかなR150を走る

  

暑かった今日の一日のうさも

 

少し気になる昨日のうわさも

 

ずっと考え続けたあの日のわけも

 

ビキニトップの後ろでもわもわするアフターレイヤーに まぎれて消えた

夏の日の夕暮れも月はずっと傾いて

 

幌のジムニーJA11の

 

トップはビキニで解放で

 

ハンドルにほお杖ついて

 

 

もう、どんなに走ってきただろう

 

緩やかに直線続くR150

 

家からもうだいぶ離れてきたな

 

引き返すきっかけがまだつかめない

 

さっきのことは記憶にないけど、ずっと昔のことをやけに思い出すのさ

 

 

 

 

そんな夏の夜の海沿いのR150

 

幌のジムニーJA11の

 

トップはビキニで解放で

 

ハンドルにほう杖ついて

 

 

今日も昨日と同じしめくくり

 

風がずいぶん涼しくなったな

 

ここらでブレーキ踏んでハンドル回し

 

頭の中まで入れ替わり

 

ビキニトップの後ろの方で潮風がぐるぐるはためいて、笑うよにため息ついてた 

 

 



 

フェアレディーS30Zでハイウェイドライビング

 

7月の梅雨の晴れ間の午後3時  

ハイウェイ3車線の真ん中   走行線

5速 3000rpm 時速100km/hでグライドしてゆく。

 

窓は全開  巻き込む風が

デユアルマフラーサウンドキャブに絡んでベースになってハーモニー

 

圧縮された大気  オレンジの太陽

みんな少しずつ変わってゆくのがぼんやりとディスティニー

 

自分の頭の中に目的地が有るだけだけだから

途中経路は気にしない

 

 

 

ハイウェイ3車線の真ん中   走行線

5速 3000rpm 時速100km/hでドライビング

 

スライドを感じながらこだわりがまた剥がれて

少しずつ自分が動いているのを意識しながら

 

だんだん何かが戻ってくるんだ

 

そんな時L3100ccのフルチューンが

トルクの扉を叩く その時

 

ハイグリップホイールが強いトルクでアスファルトを噛む

 

そんな時 胸がしめつけられるのさ