フォレスター SG5のパワーウインドウの修理


フォレスター SG5 ですが、もう何代前のモデルになるんでしょうか?2002年式だったと思いますが、すでに11年前のモデルとなりますね。走行距離は18万7000kmとなっており、もうじき2回目のタイミングベルト交換時期が来る(笑)。日常の足として使って洗車も特に豆にやっていない(年に2回か3回)でワックスもろくに塗りませんが、特に錆びてもこないし大きな故障は1回もありません。我が家では旅行で遠出となるといつも活躍してくれます。折りたたみ自転車2台が軽く積めるし、車体姿勢が安定しているようで長距離運転でも疲れません。

 

ところがこのフォレスターですが、パワーウインドウが壊れてしまいました。開け閉めにも当然困るのですが、雨が降ると最悪となります。出先でこんなことになったら難渋しまっせ。


で、修理するのですが 先ずディーラーに聞いたら パワーウインドウモーターが15000円、レギュレーターが5000円、工賃が10000円で合計30000円との回答でした。高いような安いような微妙な設定です。

 

自給自足を目指す私としてはもちろんまともによい子のようにディーラーに丸投げはしません。

 

先ずは当然ウエブリます。こんな言葉あったかな?ググルは良く聴くけど。

 

もちろん該当するページがいくつか出てきますが思ったより少ないです。で、内張りを外すところまでは懇切丁寧に写真付きで説明しているブログが有り、早速参考にさせてもらいました。感謝!

 

でも、ここから手が付かないんです。なかなか。ウエブでもこの後の説明は出てきません。

 

裏表鉄板で隠れているところでリンクがつないであるので何をどうすればいいのかわかりません。

どうしましょう?

 普通の子ならここで何事も無かったかのように内張りを再度組み付けて何食わぬ顔でディーラーへ持っていくでしょう。私もかなり誘惑に負けそうになりましたが、何とか踏みとどまりました。

(用語の使い方としていいのかなー・・・。)

 

ちょっと悪い子なら当然ここから未知の世界に飛び込みます。目に付くところのボルトをかたっぱしから取り外していきます。少し車をいじっている人なら分解はなんとなく出来るもんです。

 

でも最後に窓ガラスが ガッコーン と落ちてきたのにはびっくりしました。

 

正しくは窓ガラスを上に上げた状態でガムテープで何重にも貼り付けて固定しておくことが必要です。


右側のガラスが動くところのレールです。実際はドアの内部についていますが、これはどうしても外さなければなりません。ボルト3本で止まっています。

 

私はとにかく目に付くものは全て外したので左側にある同様の黒いレールもはずしました。

 

もうドアの中には窓ガラスしかありません。

 

で、これが問題のパワーウインドウモーターとレギュレーター(パンタグラフ)です。

 

症状からモーターは問題なしなんですが、それを三日月状の駆動ギヤに動力を伝えることが出来ない状態です。

 

ちょっと悪い子ならここで某オークションにきっとこれと同じものが出ているはずと考えここでにんまりします。で、オークションを漁りますが・・・・

 

無い。フロント助手席側はあるが、運転席側は無い。

   運転席側のリヤはあるがフロントは無い。

   フロントの運転席側はやはり一番使用頻度が多いところで、オークションに出る前に需要があるのでは無いのでしょうか?あるいはオークションに出る前に故障しているのか。

 

 

 

 

モーター単品にして分解していきます。


そしてモーターのアウトプット部の蓋のカシメをはずして内部を観察します。右側4つの部品は完全に赤茶けて錆びています。特に中央部上のギヤが付いた小さなシャフトは無残な錆び方です。

 

モーターは動くのに窓が動かなかった原因はどうもこのギヤ着きシャフトが錆びてスプラインが磨耗して空回りするようになったためのようです。錆びた原因は良くわかりませんがシャフトに付けられている密閉用のOーリングはかなりすかすかの状態でしたので、ここから水が入ったと思われます。


ちょっと悪い子はオークションで探して該当部品が無ければあきらめてディーラーへモーターを買いに走るでしょう。それでも15000円で済みます。

 

 

でもかなり悪い子はそれでは気がすみません。18万kM走った11年目の車に新品のウインドウモーターを付けることが許せないのです。なんかバランスが悪いのですというか、ただのケチか・・・。

 

で、ここであえてオークションで適合しないはずの助手席側のモーターを買うというギャンブルに出るのです。で、画像がその部品ですがポチッタ翌日には到着しました。当然運転席側とは線対称でまったく取り付けは出来ません。

モーターだけ外しました。当然線対称でそのままでは付きません。また、運転席側にはオート上昇があるので電気配線も異なります。

 

 

かなり悪い子でもここで参ったするしかないと思うかもしれません。

でも、完全に悪い子はあきらめません。両方のモーターを分解します。

 

左半分は錆びていないきれいまっさらです。

 

もうお分かりでしょうが、この中のいいとこ取りをしてまとめます。

 

オークション製の助手席側のパワーウインドウモーターユニットは6000円でしたが、使うのはその中の画像の中央部の5部品だけです。

さあ、良いとこ取りのパワーウインドウモーターの完成です。

組み付けていきますが画像は失敗例でウインドウレギュレーターがこの状態では中に入れませんので、一旦電気配線をつないでモーターを作動させて一番パンタが開いた状態に動かしてからドアの開口部からモーターユニットをくぐらせて入れます。

次に、右側のドアレールを取り付けますが取り付けるときにレギュレーター(パンタ)の端にゴムのガイドローラーがあるのでこれを拾ってからボルト固定します。

そしてガムテープで固定したあった窓ガラスを降ろしてきてレギュレーター(パンタ)のステーのボルトに固定して行きます。前側にも1本同じような固定ボルトがあります。

これで内部のリンク類の取り付けは終わりました。ガイドレールは固定位置がずれると問題がありますので先ずはもとの締め付け位置(塗装にワッシャー跡が残るので判別できる)に合わせて固定します。


内装とスイッチ類を復元して完成です。

あと、ウインドウ上下作動の動きを調整する為、電気的な初期設定操作をする必要があります。そうしないとウインドウがヘンなところで止まったり、オート作動しないということが起こります。やり方はウェブで何件かでていますのでわかります。

 

まとめると、丸投げ見積もり費用で30000円が6000円で済んだ。(ただし自分が悩んだ、あるいは謎解きで楽しんだ時間は含まず)

 

内装の取り外しは15分ぐらいでできる。(やり方がわかれば)

ガラスレールの前側は外す必要はなかった。

内部のリンクの取り外しは30分でできる。(やり方がわかれば)

で、トータル1時間半で ”2回目は” 出来ると思う。2回目があればの話しだが・・・。