旧車のレストアは愉し

いままで縁あってその修復に携わらせていただいたいろいろな車達の記録のページです。

 日産旧車が多いです。

 

 レストア目次 その1(現在のページ)  その2


2013年2月26日

240Zが見る夢

 240Zロングノーズ オーバーフェンダー付きですが、持ち主がメカは不得手ということで、某ディラーへ整備はすべて任せていたが、このところディラーでもこの手の整備は不得手?となってしまったのか時間がかかるということで、私が出来る範囲で見てみることとなりました。

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2013年5月21日

海を越えてやってきたサファリーなお客様

本日はるばる海を越えて、と言っても瀬戸内海から太平洋に出て千葉まで船旅をしてその後トラックに揺られて私の工房まできたのですが、サファリカラーのS30Z 48年式です。年式としては私のグリーンのZに近い年式です。詳細はこちら

2013年7月1日

耐えられるか○02馬力 71BコンパチCエキストリウム 亀有クロス

 
昨日電話が入り今朝にはすでに私の工房の側にに止まっていたこのハコスカ、完璧に出来上がっていますが

こんなところまで朝早くから来てくださった理由はミッションでした。

なんと、助手席シートにミッションを載せてやってきました、すごい 猛者です。(失礼)尊敬します。

エンジンはKPGC10ですからもちろん ”あの”の枕が付くS20エンジンです。

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2013年7月15日

「空飛ぶz432」 

とうとう空飛ぶZ432の持ち主がやってきました。明日16日が成田からロスへフライトということでその行きがけに我が家へご来訪です。奈良を早朝に出発して当工房へ自走して10時半には到着していました。さすがパイロットです。眠気や疲れのコントロールはすごいんでしょうね。

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2013年10月16日

71BコンパチC エキストリウム  ギヤ比ローギヤッド

 静岡県の東部でハコスカ乗りのKさんからご連絡を頂きました。今現在は純正の71A3分割4速ミッション(F4W71A)でオイル漏れや消耗が激しいので、この際5速にしたい。つきましてはまだ補充パーツの問題が無いコンパチCにしたいとのことです。一挙に5ステップくらい若返りますことに・・・。

課題は

1)1速を今と同じ3.592としたい。ただし、2速 3速はダブルシンクロはマストで。

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2013年12月10日

スカイツリーに棲む快人Z432面相

今月になってこちらにやってきました。

出身はスカイツリーのある東京墨田です。

持ち主はこのZ432のエンジンS20を手探りでオーバーホールするという快挙に成功した御仁で、わたしの 所属するクラブS30の旧知の仲です。

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2014年1月29日
S20エンジンの魔法のほうき  

S20エンジン用71A三分割ミッションを71B2分割ミッションに変更。

 

S20エンジンを搭載するZ432やハコスカGTRのミッションはすべて71A3分割ミッションとなります。S20エンジンはミッションとの接合面の形状がL型エンジンとは違いますのでかなり特殊です。

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2014年3月7日

ベントリーに乗るハコスカ紳士 

71B FS5C71Bポルシェシンクロを

71BコンパチB’ βー1 ワーナーシンクロへ 

今回は地元静岡市内の清水から依頼されました。どなたかが口コミでご紹介してくださった様でありがたいことです。持ち主はベントレーに乗る紳士で、他にも車を持っており全部で4台を所有なされているということで車が好きな方ですね。

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 2014年4月1日

マッチョなHLS30がやってきた

 ミッションつながりで訪問してくださったこの左ハンドルのS30の持ち主といろいろお話していたら、なんと私のグリーンのS30Zの元の持ち主と顔見知りというか、このHLS30を購入する以前に車を探しているときにグリーンZに出会ったとのことで、ただならぬリンクを感じます。

 ただ、このマッチョZなんですが、いろいろと持病を抱えているとの事で私の所で見てみることになりましたが、前途多難なようです。

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2014年5月20日

北の国の箱入りZ エピローグ1

フェアレディーS30Zに惚れ込んだ人達が何とか手に入れたいと思った時、いろんな手段で様々なルートで対象を探し始めると思います。私が最初に手に入れた35年前でさえ、中古車屋さんからは姿を消しつつありました。そして頭の中が常にS30Zでいっぱいになっている状態のときに、だんだんとある幻想に取りつかれるようになります。 普通の個人宅のとても車など置いてなさそうな納屋の奥深くにほこりだらけになりながらも新車状態のまま仕舞いこまれている箱入りフェアレディーZがあるそうな という幻伝説の様な話です。詳細はこちら


2014年5月30日

オーバーヒートが止まらない240ZG

この240ZGなんですが、サーキットで会ったことがきっかけで知り合いになり、住所が同じ静岡市内で15分しか離れていない場所で有ることがわかり、それ以来イベントで会ったりして声かけ合うようになった人です。オーナーはもう一台ショートノーズも持っています。この240ZGの方なんですがもう10年来オーバーヒートが止まらないで困っているとのことで今回預かることになりました。

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2015年1月6日

ワンオーナーZ432のミッション

s20エンジンは使用するミッションが限られますが、71A3分割ミッションはいろいろと弱点があります。このところ何件か扱うようになり次第に弱点の克服対策が進化してきました。大きなところではシフトフォークの3点押し化・メインシャフトナットサイドロック緩み止め・ベアリングシールド化など。

 また今回はミッションの修復をするうちにそのほかの基本的なところにいろいろ不具合がありそちらの対策も引き続き進めることに・・・・。

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日産旧車系の駆動系刷新アイテム

2016年12月15日

ミントなゼットがやってきた  

デフ回りの駆動系をメンテナンスしたいということでこのミントなゼットが来訪しました。

コンクールなどでミントコンディションという表現がありますが正式な意味は知りませんが、このゼットを見ると何となく言っている意味はわかる気がします。つまりこういうのがそうです。 詳細はこちら


2017年2月5日

ウルトラCューニングを元に戻したいz

ギヤ鳴りするということで今回この仲間内のℤを見てみましたが、駆動系がウルトラCューニングされています。なんとか元に戻せるでしょうか? すでにギヤ鳴りがひどくこのままではドライブも楽しくないとのことで対応します。 こちら


2017年3月30日

240RSは格く語りき 

今回この非常にレアな車体のミッション関係に手を入れるよう依頼を受けました。知る人ぞ知るという感じの240RS。 

この国内に数台しかないという車体でヒルクライムレースをやるというのですから相当な信念をお持ちの方ですが、やはり車は走るもので、飾るものではないことには大いに同感です。 こちら


Z432Rのこと 2017初夏

今回新たにお世話することになったこのZはかなり数奇な運命ともいえる生い立ちが付いて回る車といってよいと思います。

私の工房にやってきました。

 

Z432関連の人たちが見ればああ・・あの車というような特別存在であると思います。 こちら


2017年7月31日

ブルーバードUがやってきた

ブルーバードUです。名前はよく聞くのですが実物に合うのは初めてのような気がします。私のイメージしていたブルUはサメブル6気筒なので新鮮でした。

 静岡市内のご近所さんでミッション4速だから、5速に換えてというお話でお気楽に”はいよー”と一つ返事したのですが、実はとんでもない事だったというお話です。 こちら


2017年10月末

なにわのレディーバードが舞い降りた 

秋の大型台風が近ずく中、台風の上陸前日にこのなにわのZが来訪いたしました。左ハンドルのHLS280Zですが、いろいろと長年の歴史の中でかなり消耗や破損が進んでいるようですし、細かいところでは本来とは異なる修理がされている履歴がある様です。オーナーはこの車で10Kmの通勤にこの車を使っている女性オーナーで、パワーステアリングが付いていますが、外観はかなりスパルタンです。

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2017年12月1日

「サーキットの狼」さんですね 

この車はかなりメジャーだと思います。有名なレーサーさんたちが何回か乗っている様です。持ち主は2016年12月の「ミントなZ」と同じ方で、こちらは富士スピードウェイ用です。 FRP化できるところはドアまでFRP化・ウインドウはアクリル ・バンパーレスがまたかっこいい

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2019年1月16日

御同類で助け合いレストア

どうしても困ったという古くからの仲間のこのバイツーがSOSをだしてきましたので、助け合いレストアステイとなりました。現象的には燃調がひどく濃い感じで排気ガスは真っ黒な煤のようなものが出ています。走行は出来ているのですがガレージで排ガス中毒になりそうとのことでこれは何とかせなならん状態です。こちら


2019年3月20日

S30Zはやっぱり「ウエ・タコ・デュアル」

このS30Zはやはりお仲間のS30Zで、出たまんまの1オーナー車です。レアですね。これはこれで貴重ですが、オーナー様としてはやはり一度はやってみたい「ソレックス・タコアシ・デュアルマフラー」いわゆるソレ・タコ・デュアルですが、今回はソレックスではなくウェーバーで変更してゆきますウエ・タコ・デュアルです。 こちら


2019年6月10日

安心して乗れる大人の240ZGへの変身

 

古くからのZ乗りのお仲間の紹介でこの念願の240ZGを最近やっと入手されたというオーナー様から、このZGを安心してドライブできる車に仕上げて欲しいという大人のレストア作業をお受けいたしました。

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2020年1月8日

HLS30Z 帰国子女の車会復帰 

テキサスから逆輸入されたばかりというこのHLS30を日本でもしっかりと走れるようにしたいというご要望でお預かりしました。 

・帰国子女の車会復帰 まとめ

・帰国子女の足回りブレーキ

・     エンジンルーム  ・駆動系  ・室内

・     ボディー外周り


2020年4月29日

看板車のS30Z をリフレッシュ

 お店の看板車であるこのS30Zをリフレッシュしてほしいとのご依頼です。フロントはロングノーズにお化粧直しされており、ボンネットもリアルカーボンになっていたりとかなり手が入れられているのですが、駆動系がいろいろ問題あるということで今回修理に入ります。

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パーツのレストア例     販売のページ から一覧がご覧になれます。


2012年12月6日

Zの時計は電気時計

現代の自動車用時計 とりわけ大衆車の自動車の時計は100%デジタルとなっていると思います。そりゃーもう10年前はデジタル時計なんて未来の話で、そんなもんを自動車なんてガサツな所へ付けるなんて思いもよらない事でした。が、今ではそんな状況です。

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2014年11月9日

ホーンパッドの修理


フェアレディーs30zのホーンパッドですが、30年もたつと画像のように取り付け部のプラスティックがヒビが入り外れやすくなります。私の3台のzも全てヒビが入っていますし、所属クラブのメンバーからもなんとかならないかなーって何回か言われました。

 で今回はこの修理に挑戦です。ハコスカ日産旧車なら同じかもしれません。

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2015年8月8日

S30Zシートの修理

S30Zに限らず旧車はこれが付きものですね。

塩ビシートはどうしても経年劣化してしまいます。

表皮だけ交換する着ぐるみも有りますが、今回なんとか修理します。また、クッションもヘタリますので乗り心地を検討します。

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S30Z 日産系 のドライブシャフトの分解修理

後輪独立懸架車によくつかわれる十字ジョイント式のドライブシャフトには大きな負荷がかかりますから、良くメンテしていきたいところです。でも結構面倒ですね。

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S30Z リヤハブベアリングの交換

リヤハブベアリングも定期的にグリース交換が必要です。

また、ベアリングやグリースよりもオイルシールの方が寿命が短い様です。

手でブレーキドラムを前後にゆすってカタカタしていると交換時期です。

整備要領書では限度は0.15mmのガタです。

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技術情報集

・ミッションその1

 

・ミッションその2

 

71Bと71Cの違い

 

クラッチ

 

エンジン

 

シャーシー