2020年11月7日

デザイナーのS30Z

白いボディーとオーバーフェンダーやインスペクションリッドやボンネットルーバーのガンメタの対比がきれいなこのZはモックアップモデルのデザインまで手掛けるというデザイナーが持ち主です。

 

その1 に戻る

その2 に戻る

その3 現在のページ

旧車のレストアは楽し に戻る

クラッチ交換してミッション搭載状態です。

タコアシが大きいですね。

ミッションが乗ったのでプロペラシャフトの始末もついて、デフも固定できました。デフカバーは私が最近考え出したボルトオンのフィン付きデフカバーでドレスアップ、見えないところも気を付けたいですね。メンバーなどに一切手つかずで取り付けることができます。

ドライブシャフトはきれいです。

ミッションのメインインプットが刺さるところのクランクパイロットブッシュも交換です。

クラッチレリーズは長さが変わるので新品に交換。

 

 ボルトナットの締め込みについて

自動車にはボルトナットがたくさん使われていて、その機能の軽重やサイズもいろいろですが、特に機能部品系のボルトナット類、例えばエンジンとミッション締結、デフ固定ボルト、ドライブシャフトやプロペラシャフト締結などの所は重要になります。この時もちろんトルクレンチで指定締め込みトルクで締めこめばいいんですが、実際は全部をそうはできません。(フライホイールなどはマストですが)そうすると作業する人により締め込みの程度に個性が出てきます。では、締め込みが弱めだなという場合とめいっぱい締めてあるなという場合でどちらがましだと思いますか?私は締め込みが少し弱めだなという方がまだましだと考えています。(もちろん適正が最もいいんですが)時々これらのボルトをめいっぱい締めて、普通の工具では緩まずに工具に延長パイプ掛けてやっと回って回すときにパッキンパッキンとボルトナットが悲鳴をあげて緩むというのが有ります。外したボルトやナットを見るともう座面が凸凹に変形してしまっています。相手側部品の締め込み面もそうです。こんなにボルトナットを締めると何が起こるかというと、ボルトナットの内部ではひどい伸びが生じ塑性変形が始まっています。金属なので内部は見えないのでわからないですが、ナイロンのひもなどをめいっぱい引っ張れば細く伸びていってしまいにはバチンと切れるのと同じようにボルトナットはここまで締めこむともう切れる一歩手前まで来ているということです。つまりあまりにも強く締めこみすぎたボルトナットはあと一歩で切断するところまで来ているということで、非常に危険な状態です。ボルトナットの締め込みが少し弱めだなという場合は、後からのチェックで気が付くし仮に緩んでも何らかの現象(がたつき等)が出てその時点で気付くので増し締めすれば良いんですが、強く締めすぎはチェックでも分からないし、少しでも稼働で引っ張り負荷が増せばいきなりボルトナットが破壊します。

 しかし通常のスパナなどの工具はそのサイズのボルトナットを普通の腕力の人が使ってちょうど良い締め込みとなる長さに調整して作られていますので、普通に作業すればちょうど良い締め込みになるようにできていますので、締め込みが強すぎる場合はどんな締め方をしているのか不思議です。

 ボルトナットの締めすぎは百害あって一利なし

 強くボルトナットが締めてあるほどえらいとはならないし、そう思わされることの無いようにしましょう。

 

タコアシが大きすぎてタコアシフランジにミッションがつかえてしまうので今回はキャブ含めてタコアシ一式を外して対処しております。組み戻しに入っています。

キャブが元に戻ってきました。

この後遮熱版などを取り付けます。

完成してテスト走行に入っています。ミッション、デフ共に良さそうです。

完成です。