2014.12.08


久々に71BコンパチC エキストリウムバージョンを

組みます。


ここのところ71Aが多かったので、コンパチとかなりごぶ沙汰していました。


2速、1速、ハブ、シンクロの状態です。

 

画像が有りませんが、ドナーを分解する前に現状がどうであったかをチェックします。

ここでバックラッシュがあまりに大きいと使えません。

ベアリング交換でかなり改善しますが、ギヤが摩耗したことになりますので、

直すことは難しいです。

エンドプレイは調整が可能です。

 

   1ST  2ND  3RD 4TH  5TH

BR 0.12 0.13 0.05 --- 0.13

EP 0.35 0.18 0.30 --- 0.40

 

5速のエンドプレーが異常に大きいですが、調べてみたらM38ナットがゆるゆるでした。

可締められているので完全に外れてしまうことは無かったようですが、

こういう緩みはかなりの確率で見られます。

メインドライブシャフトとカウンターシャフトともに振れ精度はすこぶる良好でした。


ほとんど0の状態です。

こちらは3速とハブ・スリーブ

かなりはしょっていますが、ギヤ部完成です。


組み付けのやり方は他のαシリーズと同じやり方です。

以前のαシリーズのページをご覧になってください。



精度は

    1ST  2ND  3RD 4TH  5TH

BR 0.16 0.11 0.10 --- 0.15

EP 0.25 0.10 0.27 --- 0.07


と申し分のない値です。

シフトフォークもがっしりとしています。

簡易試験機で1時間回して確認しました。


完成です。


今回のリヤエクステンションはバックチェックスイッチ付です。(画像の小判型のふたがそうです)


シフトレバーはS30・ハコスカ通常でOKです。