わけありで今回は画像がありません。

CB71Cを分解してみました。これはシルビアなどのS14系SRエンジン用だと思います。

  刻印はCB71C#1です

 

ギヤ比は71BやRB71Cと同じ1速3.321です。ギヤの厚みは当然ですが厚歯タイプです。

 

シンクロは71C系の通り、2-3速がダブルコーンシンクロで、1速は大径シングル 4速は中径シングル です。そして特徴はバックにシンクロがつくことです。ですがこの個体はシンクロがついていながら、バックギヤに欠けが少し見られました。バックへの誤操作防止機構は後期71B系と同じリヤエクステサイドに小判型の蓋が有るタイプで内部に機構をセットして、ノック式ボールペンのようにワンウェイで5速からバックに直ではつながらない様にしています。

 

RB71C#1はシフトリンケージに2種類の摩訶不思議な追加部品がありましたが、このCB71Cには付いていなくて、71Bと同じような外観です。

 

今回は手短におわりますが、このタイプの特徴はバックにシンクロがつくことです。あまり余分な機構が増えていない分だけ流用はしやすいかもしれません。重量も少しは軽いかもしれません。