私は工具・道具が好きです。

それを入手して眺めているだけで、私がそれを使っていろいろなことができそうな妄想の世界に浸れます。

実際には、その工具を実際に使うことで体力をつかったり、実際には使いこなせなくて失敗なぞという挫折を味わうわけではないので、実に安上がりで、安全な嗜好だと思いませんか?目の前に工具を置いとくだけでいいのです。ここでは私が気に入った工具や特殊工具を紹介します。ただ私はブランドにはあまりこだわらないので、機能的でリーズナブルな工具ばかりで、高級品はありません。

以下、手じかにあるものからだんだんアップしていきます。

スタッビレーのコンビネーションです。スタッビレーのこのハンドル中央部を肉抜きする形状が持ちやすくて好きです。表面仕上げもアルミ的でミラーでなくて滑らないです。首の角度が独特ですね。

同じくスタッビレーのメガネです。デザインはコンビと共通しています。

 

 

下の2本はkotoのフラットメガネ  トルクがまっすぐかかるので、使いやすいです。

 

日産系MTミッションのドレンプラグ用のソケットです。入手するまでは、12.5角のソケットやモンキーを流用していましたが、何回も失敗しましたので入手。

 

 

ジムニーのフロントハブナットを開け閉めするボックス駒で、サイズは50mmです。なかなかこのサイズのバックスは無いしあっても高価です。今回はスズキディラーから入手しました。

ウィーバージェット抜き締めドライバー

自家製です 

ウィーバーのジェットはマイナス溝で幅が広く中心に穴が有るので、

普通のドライバーではねじがなめやすい。

これはジェラルミン製で万が一削れてもダメージが少ないです。

 

 

左上から

・プーラーセット

・30年前から助けてもらった2本プーラー

・打ち込みポンチ ドライバーなぞいろいろ代用していたが専用はやはりいい

・PBの差し替え式ラチェットドライバー 超高級だが使ったことない・・・

・メーカー不明のボックスドライバー これは好きです

・○ストロのスクレーパー スクレーパーの中では最も使いやすいです

・作業の中で使用頻度がかなり多い ハサミ WPプライヤー スモールペンチ(ピンセット代わり)

・ピストンリングコンプレッサーとキャブバランサー どちらも30年前から持っていただけのもの

・マイクロ・ノギス・シックネスなど ピストンリングコンプレッサー これも30年前の品

・バルブフェースカッター おもちゃです。

 

この変な形の工具がバルブロッカーアームの支点のm17の六角ナットを固定する為の特殊工具です。

17mmのオープンレンチでも締められますが、トルク管理がやりにくいと思いますので、必要となります

今回 いちばん右のパッケージ付きのスナップリングプライヤーを購入しました。メーカーはクニペックスでドイツ製です。掴みものとしては有名なメーカーで一流です。値段もホビーもんの3倍します。

今まで左側にある5本のプライヤーを持っていましたが、まともに使えるのは1本だけでした。

どうしても爪の良悪しが作業に影響してしまいますので、今回は奮発しました。

ボックスハンドルです。最近は中央2本のスイベル型を多用します。作用点がボルトに対してオフセットしないので無理なく回せます。また早締めするときスイベルをおこしてドライバーの様に使えます。

最初はヘッドが大きくて使いいずらいかなと思っていたのですがそうでもないです。

小さいサイズのハンドやすり類です。

最後の仕上げはやはりこれらを多用します。

やすりは金属材料の良否で大きく使いやすさが差がでます。

良いものは削れ方が気持ちいいです。

 

左端4本はダイヤモンドやすりですが、熱処理されたギヤ類の仕上げには欠かせません。

通常のsksやすりでは熱処理品は削れません。

大きいサイズのハンドやすりです。年季の入っているのは30年選手です。

タガネとかレバー類です。

赤いハンドルのはPBのタガネでやはり切れ味が違いますね。

ハンマー類でこれらも多用します。

プラスティックハンマーはかなりくたびれています。

銅ハンマーがありませんが、今銅価格が高騰しており、銅ハンマーは非常に高価ですので買えません。

必要な時はアルミのブロックをかませてハンマーでたたくことで代用しています。

エアーツールです。

エアーツールは締め加減が分かりにくいのであまり使いません。

固く締まってしまったネジを緩めるときや、供回りしてしまうネジの処理にインパクトレンチは非常に助かります。



 

エンジンクレーンです

値段の割に使い道がいろいろあります。

また組み立て式なので、コンパクトに仕舞えます。

 画像の状態から左側に伸びている車輪付きの足の部分が途中から折りたたみできます。

1m四方くらいの面積に収まります。

 

フックのついた黒い部分がブームで、穴位置を差し替えることで 左側の足の先端付近まで

延長ができ、その時の耐荷重が500kGなのでエンジン脱着に丁度いいです。

 

これの一番いいところはエンジンをつりさげたまま、移動ができることで、

天井クレーンの様にエンジンを吊りあげたら、車体をバックさせて退避させるという、

面倒な作業がいりません。

 

また、同じやり方でボンネットの脱着にも重宝します。

 

油圧シリンダーはエアー圧併用ジャッキですので、手で煽らなくても

上下可能です。

 

めったに使わないのですがないと困る測定具ですね。

タイミングライトです。

これは35年ぐらい前に思い切って買ったものです。

当時は、あまりの使用頻度の少なさに購入を躊躇したものでした。

でも、壊れないので35年後の今で役に立ってくれています。

機能としては1番のプラグケーブルから点火ポイント信号をもらって、

カメラのストロボと同じようなものを発光させるというもので、

その光でクランクプーリーの点火マークを調べるものです。

 

このストロボは消耗するので、寿命=発光回数に制限が有ります。

 

 

トルクレンチです。

これは大きいサイズ用で 1500kg/cmまで測れます。

これも30年前に購入したものです。

マイクロメーターです。

25-50mmです。

0-25mmはすでに有ります。

今後50-75

  75-100までそろえます。

 

もちろん中古ですが、最近はマイクロもデジタル表示が当たりまえで、

このようなアナログは値崩れしています。

これで3ケタで買えました。

これは電池が無くても動きます。

そしてメイドインジャパンです。

中国製では無いですよ。

シリンダーゲージです。

これをまさか個人で持つことができるとは思いませんでした。

やはりこれも前時代の遺物となっていますので、

信じられないくらいの値段です。

今は全部3次元測定機で測れるので、この様なものは必要性が無くなっているようですが、

どこへでも持ち運べるという利便性は捨てがたいと思うのですが。

エンジンの圧縮圧力を測定するコンプレッションテスターです。これはヤマハのマークがありますが、ヤマハ純正のツールだと思います。珍しいですね。知り合いのヤマハテストライダーだった方から頂いたものです。

 

 

 

 

 

 

下の画像の様に測定します。ワンウェイバルブが付いているため、測定値が保持できます。

 

 

 

2013年1月29日

やっぱりこれがあると安心できるので準備しました。

測定台です。今まではそこらへんにあるもので代用していましたが、思い切ってこの鉄の板を購入です。これはダイプレートといって、金型の基礎となるもので、測定台用ではありませんが、前の商売の時に使っておりその材質と精度は熟知していますので測定台に使えることは知っていました。何より信じられないくらい安いです。