安心して乗れる大人の240ZGへの変身

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エンジンルーム内がキャブ調整燃料配管・水回りホース全交換・ヒーターホース交換・ブレーキ関係フルOH・マスターバック交換などある程度目途が付いてきたのでこれから足回りの”大人化”を進めます。

地上を離れて馬に乗っています。

こちらから見るとますます宇宙船のように見えます。

先ずはこちらに来てすぐに違和感を覚えたこの部分、鉄チンホイールをワタナベホイール用スイベル付きナットで締めこんでいるのですが、オーナー様にも思わず「これやったのタイヤ屋さんですか?!」と聞いてしまったところですが、見ただけでも充分に変です。

ナットを取ってみるとこの通り無残な状況に・・・・

ホイールのテーパー面がガビガビになっています。

しかもホイールの全穴ですので16か所です。

 ホイールのテーパー角度は60度なので普通のドリルでは修正できないしピッチが出るかどうかも分かりませんし、そもそも削ると穴が大きくなるのでナットが底付してホイールが浮くということになりかねません。

 リューターでハンドワークにしても同じく削り代やピッチ精度を完璧にできるかどうか・・・・

こちらが締めこまれていた貴重な頭のでかい旧タイプのワタナベホイール専用ナット(現在はワタナベでも新タイプの頭の小さなM19のナットしかありません)ですが16個全数オシャカです。スイベルが加締められて回らなくなっています。

 このナットはワタナベ専用で他のアルミホイールでも合致しない場合がありますし、鉄チンホイールなぞもっての他ですが・・・・

ホイールもなんとNISSAN刻印入りの貴重と思われるものですが・・・・

このリヤハブについても本来ホイール位置決めの4本ツノが出ていたはずなんですが削り取られています。ホイール取り付けの為かどうかわかりませんが本来ここでホイールセンターを出すので削ってはだめです。

 

実際上はハブボルトでもセンター出るので問題はないですが。

とりあえず現状把握だけ続けます。

スプリングはバリアブル不等ピッチのもので、かつては私もこれを使ったことがあります。うたい文句は通常走行では乗り心地が良く、コーナリングでは細ピッチの部分が密着してハードなスプリングに替わるというものですが、そういう作用は形からしてももちろんあるのでしょうが、実際に私が使っていた時はバネレートがリニアでないので自分の方が反力を予想しずらく船酔いになりそうな感じで早々にノーマルに変えてしまいました。特にコーナーの入り込みで途中から反力が来るので走りずらく感じました。

リヤスプリングとリヤショックを外しています。

ショックはこの水色のカヤバのカートリッジに換えられていました。

今回新たに準備したショックも全く同じものですのでショック抜けをもとに戻すということになります。

前右、運転席側のショックは抜けている感じでした。

コイルは純正を支給されましたが純正ってまだあるんだ。ラベル付きの新品。

 線径はほぼ同じで巻き方と長さが異なりますが、スプリングの硬さはスプリング材質によって異なるので見ただけでは分かりません。

 外観でわかることは巻き数ですがこれはわかりやすいです。巻きスプリングを伸ばしていって1本の棒のようにすればこれはトーションスプリングで長さが長いほど=巻き数が多いほどフトになるはずです。そして長いほど硬さの変化が少なくなるはずです。つまり長いほどストロークしてもずっと同じ荷重で推移するということだと思います。短い場合=巻き数が少ない場合は硬さも硬いし急激に荷重が増すような感じになるのではと思います。

 

ショックを固定する大きなナットのようなものはつけ外しに苦労するところで、場合によってはパイプレンチでやったりするんですが私はこの口幅50のスパナの先だけのような工具を手に入れてそこに12サイズロングスピンナーを付けて回しています。

パイプレンチなどで無理に回すとこのようになってしまいます。ガリガリ

取り付けに入っています。

サスのスタビライザー・ブレーキホース・サイドブレーキワイヤードライブシャフトなどすべて外してサスを下げています。

 

ショックアブソーバーをつけるときはラリーの先輩に教わったようにストラットの中に50ccほどオイルを入れてからカートリッジを挿入することでカートリッジの発熱をストラットに逃がす工夫です。

 

フロント側はなぜかストラットの底に小穴が有りこれが出来ませんでした。

ついでにこのリヤサスペンションアームの付け根のブッシュの状態を見ますが、このところはOKです。

いままで見た中の50%ぐらいはここのところの締め方が悪く、ブッシュゴムがずれてしまっているものが多いです。このようにサスアームの両側にゴムブッシュが7mmぐらいずつ出ている状態が正しいです。

つまり駆動力と制動力はこのゴムブッシュで受け止めているのでありますが、頼りなく見えますがこれでいいのですが、ゴムパーツですのでどうしても消耗は避けられずこれがヘタルとタイヤが前後からも左右からもハの字になってしまいます。定期的に交換が必要なパーツだと思います。ちなみに試しに後輪のサイドスリップを測ってみるといかに後輪があっちこっち向いているかわかります。

前輪側

ブレーキキャリパーはしぶとくライン切らずに吊り下げています。純正のままではこれが出来ないのですがある工夫をすることで今後何回でもブレーキライン切らずにサスが外せるようになります。

外したフロントストラット

ブレーキキャリパーの左側に視力検査のどっち空いてますかーのような切り欠きが見えると思いますが、ここが一工夫したところで、ここの溝をプレーキ銅パイプが通るまで広げただけです。

上が純正リヤスプリングで、下が探し出してきた純正フロントスプリングですが、巻き数がフロントの方が1巻き弱少ないようです。

 取説ではリヤスプリングは55020E4102が左右2本

 フロントは左がリヤと同じ55020E4102

 右は66020E4104で15mm長い設定で、ハンドルやペダル類の重さ分の調整のようですが、どうも入手できないので左右同じ長さのスプリングで行きます。どうしても傾いた場合はスペーサーで調整です。

コンプレッションロッドですがかなりねじられています。

同時にコンプレッションロッドのゴムブシュを交換しますが左2個が付いていたもので中央部付近に亀裂のようなものが見えます。

 

左側のは調達したウレタンブッシュで硬さも高いのでハンドルがしっかりすると思います。

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