ME-5 L型魔界エンジン #5
L型魔界エンジン、ME、フルチューン、L6、L型、77度カム、鍛造ピストン、軽量コンロッド、圧縮比、ビッグバルブ、アルゴン盛り、ツインアイドラー、ポート加工、
1) シリンダーブロック加工
2)シリンダーヘッド カムタイミング
クランクプーリーの取り付け
プーリーはバランサー入りのレーシングプーリーです。締め付けトルクが2500Kg/cmと強大なのでこの特大のトルクレンチが必要になります。回り止めとして木材をクランクにあてがっていますがあまり良くない方法ですので、次回からはちゃんとジグを準備したいと思います。
オイルストレーナー
アルミ大容量アリゾナオイルパンを使うので、オイルストレーナーは15mmほど延長して、深いところから吸えるようにします。
アルミ大容量アリゾナオイルパン
このアイルパンは内部にオイル偏り防止の区切りとバッフル、およびワンウェイフラップが付いています。
頑丈で良いのですが難点は重量が重いというところです。アルミ鋳物の肉厚は薄くする限界がありますのでどうしても厚めになってきます。
フラップの取り付け
これによりコーナーリング時にもオイルが外周部に逃げるのを防ぎます。
バッフルの取り付け
オイルパンを取り付けます。
オイルポンプの取り付け
大容量タイプです。
ウォーターポンプの取り付け
カメアリツインアイドラーには私の製作販売しているツインスライダーを取り付けています。
リヤ側の補器類の取り付け
バックプレートを取り付けます。
このプレートはこの時点で取り付けないと後からは付けれないので忘れると全部やり直しになるので、忘れずに取り付けます。半割品を作ってくれればというか、作れば途中でも組付けできそうです。やったことないけど
フライホイールの取り付け
OSツインとなります。
今はフライホイールの肉抜き加工品がありますが、まだそれが無かった時代のものなので中実の軽量品となります。
ディスクです。
間に入るプレートです。
クラッチを切ったときのシャリンシャリン音の元となる部品
もう一枚ディスクを入れてからプレッシャープレートを取り付け。
クラッチ締結力の元となるクラッチカバーを取り付けます。これで350馬力を受け止めることになります。
エンジン載せ替えです。
慣らしの終わったME-4エンジンを降ろして、これからME-5エンジンを載せます。
エンジンを降ろしたエンジンルーム
もう少しきれいに色塗りしたいのですが自分用なので
まーいいか となってなかなか手につかずいつもそのままとなってしまいます。
向こうが慣らしが終わって降ろしたME-4エンジン、手前はこれから載せるME-5エンジン
どちらもフルチューンエンジンです。
ME-5エンジン載せました。ヘッドカバーをとりはずしてバルブクリアランス調整をしていますが、ここでケガキブルースプレーが塗られている見慣れないパーツが今回の開発部品です。これからエンジン慣らしして、その後富士スピードウェイでフルスロットルで200km/Hオーバーまで試験します。
キャブはウェーバーφ50当時物イタリー製、私の考案したプレッシャーコントロールベンチェリーが取り付けられています。これはすでに販売リリースしています。ご興味のある方はこちらからどうぞ 販売しております。これを付けるとミッションギヤが何速でもそれに応じてエンジンがレスポンスしてくれます。
反対側からの画像。
ブルーのケガキスプレーのあるパーツが今回の開発部品となります。
これから慣らし運転なのでキャブにはエアークリーナーを付けています。このほうが私は安心感を得られますので落ち着いて運転できます。一般道の工事現場なんかでも安心して通り抜けられます。
ME-5 L型魔界エンジン #5
L型魔界エンジン、ME、フルチューン、L6、L型、77度カム、鍛造ピストン、軽量コンロッド、圧縮比、ビッグバルブ、アルゴン盛り、ツインアイドラー、ポート加工、
1) シリンダーブロック加工
2)シリンダーヘッド カムタイミング