S31ZのボディーパーツのFRP化

その1 リヤハッチFRP+アクリル・リヤスポイラー・カウルトップ 

その2 ボンネットのFRP化・フェンダーのFRP化 


2025年6月29日

ボンネットのFRP化

サーキット走行を始めた当初は純正の鉄ボンネットで走っていたがさすがにこの軽量化の効果は大きいだろうという事で数年前にヤフオクで探していたらちょうど良さそうな物が出てこれを購入して付けているのが現在のボンネットです。鉄ボンネットは13Kgありますがこの時のFRPボンネットは9.5Kgでしたのでこの時点で3.5Kgの軽量化でした。

 このFRPボンネットはS30Z用中古という事なので取り付けはもちろん問題なかったのですが、なんと塗装まで車体の色とほぼ同じレッドパール塗装でしたので塗装もせずにそのままドンピシャで付けていました。

しかしさすがにこういう部分のチリは広大な隙間で気になります。1cm~1.5cmは隙間が有り内部のパーツまで見えています。サーキット用なの別に問題ないのでそのまま使ってきました。

裏側の取り付けステーの部分は粘土細工のようにボテッと付けられていてかっこ悪いです。

そこで今回新たにFRP素材から買いなおして作ることにしました。といっても買ったのは3年ほど前なんですがこれも手つかずでずっと放置していたものなんです。これはある程度形状は良かったのですが取り付けステーのずれが5mmほどありそのままでは付かないのでステーを切り貼りで移設しました。

 このボンネットは表側1プライと裏骨1プライを製作して裏表張り合わせて製作していますのでこの張り合わせ境目部分をテープ状に全周もう1プライ重ねて補強して裏表が分離しないようにしています。

ボンネットキャッチの部分もやはり5mmほどずれが有りこちらはキャッチを作り直して5mmずらして対応しています。

素材の面だしをしてから下地塗装プラサフを吹いています。取り付けステーは5mm寄せるために金属板を張り付けて補強しながら位置を移動しています。

塗装をしました。

私のS31Zはレッドパールという再塗装色でしてその色を調色してもらって塗っていますが、パール塗装はエアーガンの吹き方でパールの流れや立ち方が変わるのでこのような広い面積を塗るのは難しいです。

新たなFRPボンネットを加工して色塗りして組付けました。今回はヤフオクで買ったお仕着せ品ではないので面とかチリもかなり合わせたつもりです。

重量はトータル7.7Kgとなりましたので鉄ボンネットから比べると5.5kgの軽量化です。この値はかなり大きいと思います。

 ルーバーは仮付けしていますがこれも中古で色剥げがあるので後から塗装します。


軽量化でこのパーツに手を付けないわけにはいきません。これも3年ほど前に買ってあったのですがずっと放置されていたものですが、何とか形にしなければなりません。