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2026年6月26日
S30Zリヤブレーキの修理
これまた北海道ツアーに備えて準備をしているときにふとブレーキマスターカップを見るとブレーキ液がほとんど底を着きかけている・・・。汗。。。
場所としてはリヤブレーキなのでチェックするとすでに床にブレーキ液が漏れた跡が出ていた。ブレーキを分解すると左側のブレーキシリンダーから漏れていてすでにブレーキシューまで液が回っていてプロジェクトミューのほぼ新品のブレーキシューがオシャカとなった。ブレーキ液が回ったブレーキシューは時間が経ってもずっとブレーキ液が乾かなくしみ込んでしまっているので復元できません。在庫を探すとなんと40年前のフェロードのシューが出てきたので今回はこれでしのぐことにする。
ブレーキシューを取り外してプレーキピストンが見えてきた。S30Zのブレーキピストンは片ピストンタイプでピストン自体がバックプレートの溝の中で動いて両シューに圧力を発生しています。S31Z刃また別の構造なので互換性はありません。このピストンアッシーを探しても現在は右側の部番しか在庫が無いようで、今回壊れたのは左側なので困ったなという事で、何とかピストンシールのみ入手しました。ピストンシールはまだ出てきます。ピストンシリンダーが逝っていないことを祈って分解します。
これは以前分解してパーツ保管していたR側の部品一式です。クランク型のサイドブレ―キパーツにRと刻印されています。以前パーツがまだ出てくるR側を交換したときの残骸です。
中央のピストンシリンダーが問題ない場合は、下にある丸く黒い部品がピストンシーツパーツですので、これを交換すれば良いことになります。
これがピストンシリンダーです。アルミニュウム鋳物を加工してでできています。サイズは7/8インチ
シリンダーの左側にこのブレーキシュークリアランスを自動調整するためのラチェット機構が付いています。このギザギザのついているところを上方向に押し上げることで中のネジが押し出されてクリアランスを詰めるようになっています。これはブレーキドラムの調整穴からドライバーで操作が可能だし、組付けた場合はサイドブレーキを引くたびにラチェットが進むので自動調整できることになります。
この2種類のクリップでブレーキのバックプレートにシリンダーを固定するのですがこれが結構難しいです。(画像では凸が2か所ついているそりのあるUクリップがラチェット側になっていますが、正しくは反対のハンドブレーキ側になります)
取り付け方法としては画像の様にそりのあるうクリップをバックプレート側にして2枚を組みあわせ、両端をパイププライヤーの様な口開きの大きなプライヤーで挟んでそりのあるUクリップの凸に平板のUクリップの穴が入るまで挟み込みます。これが入らないと組んだと思っても簡単にまた外れてしまいます。
この様に凸と穴が組み合わさることになります。
さてそれでは今後左側のブレーキシリンダーが壊れた場合はどうしたらよいでしょう。ブレーキ部品だけに危険だし、車検もとうらなくなります。あきらめてリヤディスクブレーキに換えてしまうか・・・。しかしその場合構造変更が発生するし、私の考えではS30Zは後輪はドラムブレーキが似合うと思いますし、何とかドラムブレーキのままで行きたいと思うのです。
で、よくよくこのブレーキシリンダーを眺めていたらどうもほとんど左右対称に出来ているようです。
(エアーブリーダーの取り付け面の傾きが少し異なりますが、ほぼ対象です。)
たぶんですが右側のシリンダーを左側に反転して使い、ラチェットとハンドブレーキステーのみ左側を今までのを使えば成り立つように感じます。
組み戻すとこんな感じです。