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56A直結5速 GX5ミッション
σ1 修理 こちら 筑波仕様の元々はポルシェシンクロです。
σ1ー2 修理 こちら σ1画壊れ再修理
σ2 修理 こちら 富士仕様のスーパーロ―
1-4はワーナー スーパーロ―はポルシェ
2026年3月31日
TSサニー 直結5速ミッション56A σ2
富士スピードウェイ仕様の56A直結5速でです。
分解してみたらこのように2速のシンクロリングが真っ二つ。こういう故障は初めて見た。
56A直結5速は純正ではポルシェシンクロですがこのミッションはすでにワーナーに改造されています。
ギヤはなんともないので、この状態で見切るのは相当なドライバーの感性だと思います。これで無理やり走り続けるとおそらくギヤまで破壊していたことでしょう。
さらに調べるとこれに付随してシンクロキーの押さえスプリング(細い針金のようなもの)もバラバラになっています。
ベアリングから組んでいきます。
3速まで組んでいます。ベアリングはメイン、カウンターともに交換しています。
破損したシンクロリングは交換です。最初はこれで交換しようとしましたが、今手に入るこのシンクロリングは舳先が間引かれているタイプなのですが、思い直して違うシンクロリングに交換しました。3速4速ともに交換しました。
このミッションはギヤ比を換えた特別なクロスミッションなので2速のカウンターギヤが大きくなっていてこのようにセンタープレートと歯径がぎりぎりです。センタープレートをこれに合わせて削れば良いわけなんですが、今までこれで問題なかったと思われるのでこのまま行きます。本当にギリで少しかすっている状態です。
フロント側のギヤ組は完了
リヤ側の1速はこれもいわゆるスーパーロ―と言われるものらしくギヤ比がかなり高く作られています。しかもスパーギヤで、シンクロはポルシェとなっています。見たところなんともないようだったのでこのまま組もうかと考えましたが、思い直して一応分解してみることに・・・。
結果、やはりこの右側の部品なんですが、欠けてしまっています。上記画像でいうと画像のほぼ中央部のこのパーツ、ポルシェシンクロではシンクロCリングにサーボをかける役割をしますので、これがこのように壊れているとシンクロは弱くなっていたと思われます。今回は左側の代替品を探し出してきて交換です。
リヤ側も組みました。センタープレートに近い側にスパーギヤのスーパーロ―が組まれています。
56Aの場合ミッションケースに組まないギヤ精度がわからないのですが、計れるところだけ計ると
1ST 2ND 3RD
エンドプレイ
0.10 0.08 0.25 ーーー ーーー
バックラッシュ
0.45 0.15 0.16 ーーー ーーー
1速がバックラッシュが大きいですがここもケースに組まないと正確には計れません。
シフトロッドを組んでいますが、ポルシェをワーナー化した場合はここに工夫が必要です。これをしないと一発でシフト不能になってしまう事でしょう。
シフトロッドとシフトフォークを組みました。
ミッションケースに組んで完成
持ってみるとわかるのですがものすごく軽いです。71Bは両手で持ってずっしりとしており持ち運ぶのにも苦労するのですが、56Aは持ち運びも苦にならないほど軽いです。