S31Zをチューニング.サーキット. フルチューンエンジン. コンパチミッション. キャブ調整. ウェーバー. ソレックス. エンドレスブレーキ.s31z.ハコスカ.gtr.富士スピードウェイ.L3.1.

 

富士スピードウェイへの挑戦 

その1 コンセプト・現状の状態・ミッションコンパチcの開発・レーサースビルシュタ・osツイン 

その2 MK63・リチウムイオンバッテリー・魔界エンジン・ピロアッパー・プレコンベンチェリー開発 

その3 コンパチCMT変更カメアリクロス 5速ギヤ比0.75→0.83へ 

その4 魔界エンジンME1に換装 クランクラダー開発 リヤサスメンテ デフ 3.9スバル化 レカロシート

その5 エンドレスΦ300モノ4キャリパー ミッションオイルクーラー取り付け フロントサスピロー化

 その6 スイッチ集中コントロール デフクーラー取り付け エンジンをME5フルカウンター・クランクラダー

その7 75176km リヤゲートをFRP+アクリル アルミラジエター+電動ファン 燃料ラインの見直し・タイヤ交換・オイル交換

その8 点火系強化CDI+PE・ ワンテール化改造 デフ交換 サイドブレーキワイヤー交換・ℍライト含全ランプLED化

その9 79370km デフ搭載・定期メンテ・親子メタル交換・メンケン・エンジンヘッドメンテ+カム75度B・オイル交換

その10 ウェーバー50ジェット調整他・リヤウィング・

 


2025年6月16日

今年はすでにだいぶ暑くなってきましたのでサーキット走行もだいぶつらくなるのですが、エンジンヘッドもメンテナンスしたこともあり、ここでどうしてもキャブ調整がしたくなりました。

現象が4000rpmでの一瞬の息つきなのですが、街中走行ではほとんど問題ない範囲なのですがサーキットで少しでもタイムを縮めようとするとどうしてもここは何とかしたいところなのです。

それで今回はメインジェットを#185→#190 アイドルジェットを#60→65 ポンプジェットを#50→55に変更してすべてを濃い方向に調整しました。

ただもう一つの問題点が有りまして6000rpm付近からA/R計で見ていると燃調が10.5くらいまで濃い側に触れてくるのが気になります。エンジンは問題なくレッドゾーンまで回るんですが回り方がすこしもたつく感じがするのです。今回全体的に濃い方向に調整なのでこの部分がどうなるか心配なところです。

ジェットを変えた状態で富士スピードウェイへ自走してサーキット走行です。

 

結果は今までの自己最高ラップの2分09秒58にほぼ近い2分10秒60 となりました。このところかなり頑張っても2分15秒くらいが多かったので、今回は今までと同じように走っているのですが、ラップが向上しているのでジェット調整の方向性は合ってきていると言えそうです。ただもうひとつの課題である、メインストレートのフル加速時6000rpm以上で空燃比が10.5ぐらいとひどく濃くなっている現象は残っていることが気になります。それが原因なのか5速フルスロで6800rpmで220kmより速度が上がりません。空力などほかの要素も絡むので一概には言えませんが、まずはこの現象を克服したいものです。


2025年6月27日

S31Zのリヤスポイラー

ここでエンジンやミッション関係のチューンはひと段落したことにして、今度は空力の対策に進みます。

純正を参考にしながらいろいろ考えてウィングを成形して色を塗りました。

 問題の重量は1.0kgと純正の約半分の重量としています。

 

詳細はこちら S31ZのFRP化

ほぼボディーとぴったりの状態で仕上げました。

取り付けは左右に振り分け2か所にスタッドボルトを埋め込んで裏側から引っ張っています。相手側のテールゲートにはFRPで製作する時点でこのウィング取り付け箇所に裏側から金属板を張り込んで補強しています。

 リヤウィングは別名スポイラーともいうように高速で走行したときに車体の後ろ側に空気の乱流ができて車を後ろ側から引っ張ろうとする力が発生するのをスポイルするのが目的です。スポイラーは高速で生じる車体後方の巻き込み(乱流)を車体より離れた場所にずらす作用があるはずで、結果的に最高速が伸びることになります。

特に富士スピードウェイのメインストレートでは効果が出るはずです。

また副次的に風圧がダウンフォースを生じることになるので、車体を地面側に安定させる作用もあります。

ただ、風圧抵抗を受けるものではありますので、あまり大きく面積を広げると逆に走行抵抗となりエンジンパワーが食われる原因になることもあります。


S31Zのカウルトップ FRP化

 画像は鉄製の純正カウルトップですが、フロントガラスのモールとの間にかなり隙間が有り、カウルトップの固定爪を指しこむグロメットまで見えてしまっています。私的にはこれはあまりよろしくない状態なので今回FRP化するにあたり修正することにします。市販されているFRPカウルトップはやはり純正を忠実にコピーするためこの部分は同じように出来ています。

ちなみに純正鉄製のカウルは2.2kg FRPカウルは1.3kgなのでFRP化で0.9kgの軽量化とたいした量ではありません。 したがって多くの人はここをFRP化することはしない場合が多いかもしれません。

仕上げて取り付けた状態

ガラスモールとの隙間はかなり埋まってグロメットも見えなくなっています。

全体的にはほとんど変わらない感じで重量も0.9kg減っただけではかなり自己満足的な作業となりました。

前に取り付けたリヤウイングの重量増加分と行ってこいになり結果的には効果ありかな。

 

詳細はS31ZのFRP化 こちら


2025年6月29日

ボンネットのFRP化

そこで今回新たにFRP素材から買いなおして作ることにしました。といっても買ったのは3年ほど前なんですがこれも手つかずでずっと放置していたものなんです。これはある程度形状は良かったのですが取り付けステーのずれが5mmほどありそのままでは付かないのでステーを切り貼りで移設しました。

 このボンネットは表側1プライと裏骨1プライを製作して裏表張り合わせて製作していますのでこの張り合わせ境目部分をテープ状に全周もう1プライ重ねて補強して裏表が分離しないようにしています。

ボンネットキャッチの部分もやはり5mmほどずれが有りこちらはキャッチを作り直して5mmずらして対応しています。

新たなFRPボンネットを加工して色塗りして組付けました。今回はヤフオクで買ったお仕着せ品ではないので面とかチリもかなり合わせたつもりです。

重量はトータル7.7Kgとなりましたので鉄ボンネットから比べると5.5kgの軽量化です。この値はかなり大きいと思います。

 ルーバーは仮付けしていますがこれも中古で色剥げがあるので後から塗装します。

 

FRPボンネット製作の詳細はこちら